思考ナビゲートリスト

ダメ人間の他愛もない思考リスト

装甲娘とその周り。

はてさて、この話をする前に前提として言っておきたいことがある。

Q:ダンボール戦機好き?

A:大好き!

Q:この作品をどう捉えている?

A:ダンボール戦機のスピンオフ

という前提で話を進める。割と好意的なのでファンとして装甲娘に物申す!みたいな内容が見たい人は回れ右してね。でも運営にクソリプはやめようね。

さて、3年くらい前から発表されていた装甲娘。旧版はスマホが出る前に撃沈してしまい、私はやらずじまいに。

そして約2年近くアンドロイドネコのシータがTwitterで頑張りながら、装甲娘は遂に「装甲娘:ミゼレムクライシス」として私のスマホにやってきた。

ストーリーについて

このお話はミゼル事変のセト50の爆発によって生まれた違う世界線。(セト50についてはダンボール戦機Wを観よう!)

元の世界ではミゼルの脅威は消え、LBXは再び人々のホビーとなった。しかし装甲娘の世界は違った。ミゼル事変が収束したとは思えない各国政府によりLBX(リトルバトラーエクスペリエンス)の軍事転用が進められた。バン達レジェンド(山野バンを筆頭とするダンボール戦機のメインメンバーのことをレジェンドと呼称する。)のいる日本は最後まで反対するも、最終的には他国の外圧によってこれを承認。装甲娘ことLBCS(リトルバトラーカウンターシステム)が急ピッチで開発されていった。

このLBCSはベクターによるゴーストジャックの反省を踏まえ、人間が装着するものとなっている。そしてその性能を最大まで引き出せる条件を満たしているのは、思春期の女の子だった。

とまあこんな感じである。条件については装甲娘本編で語られるので是非やってみてね。

ゲームシステム

うーーーんとね。私はスマホゲーやらんのであまり分からん。プリコネに似てるらしいです。

とはいえACCMという特殊技ででっかくなったLBXが必殺ファンクションを撃ってくれたりと原作サービスも忘れてはいない。(浪川さんのボイス付き!)

とはいえ育成等は割と改善の余地あり。

カスタムパーツなどが見づらいなど、細かい不満も多い。

キャラクター

キャラクターにはそれぞれ好感度が設定されており、それぞれにキャラシナリオがある。自分が見た分だけではかなり面白い。しかしDMMゲーの宿命かなんだか知らんがみんな隊長ラブである。

ミゼレムクライシスが終わったら隊長クライシスが起こりそうなレベルである。

ここはどうなの!?装甲娘!?

さーーーて、「?」のお時間です。

まず隊長がなんかキモい。

お前じゃーーーい!って事なんだけどキモイんや。

キモイ返答が多いんだメインシナリオで。

キャラクターシナリオではウィットに富んだキャラだなぁくらいなのにメインシナリオはめっっっっちゃキモイ。プロローグの会話のみクノイチのキャラクターシナリオで救済されるが……

クノイチのキャラクターシナリオ

どっかの誰かさんがスクショしてしまって知れ渡ってしまい、やる前にアンインストールした人が絶対いるであろうクノイチのキャラクターシナリオ。

何が悪いのかと言うと、コヤツ腐女子である。

そして上記のレジェンドメンバーのカップリングの話がクノイチのシナリオに盛り込まれていた。そして案の定燃えた。

こーーーれは誰も悪くないけどもっと考えるべきだったね……

それはそれとしての文句

ダンボール戦機のファン代表」を掲げながら装甲娘を否定しているそこのTwitterのアホ。みっともねえぞ。

「俺たちのダンボール戦機はどこ?」

「アキレスを返せ!」

…………戻ってきたじゃねえか。アニメもプラモも。それにハイパーファンクションオーディーンって言う新たな相棒も引っさげてさ。

口だけならなんとでも言える。装甲娘を応援する気がないならプラモ買うなりアニメ見るなりバンダイに再販のメールを送るなど行動ができるはずでは無いのか?

極めつけはこれだ。

 


https://twitter.com/momono_kantaro/status/1264118632872701953?s=21

 


ダンボール戦機の悪いオタク。装甲娘を楽しんでいる人はダンボール戦機の悪いオタクなのか?

俺は楽しいけど不快になる人もいるから押しつけはやめようと思っていた矢先にこれだ。

そんなに思い出を棒に嫌いという感情で叩きたいのならもう知らない。俺だって好きを押しつけてやる。

嫌いを押し付けられるのは好きを押し付けられる以上に不快なんだ。

総評

普通に楽しい。とはいえまだストーリーもあまり進んでいないので今後の展開待ちではある。

他のソシャゲに比べるとなんか不便らしいがまあ私は分からないのでと言ったところ。

この作品はダンボール戦機の延長線上にあるだけで「ダンボール戦機」ではなく「装甲娘」である。

ある意味私はそれぞれを切り離して楽しんでいる。

もしこれから始める方は現在期間限定水着ガチャを行っているので是非とも。

それでは。

 

好きだの嫌いだの

このお話の始まりはTwitter

嫌いじゃなくて好きなものを言えよっていう発言が嫌いっていう私並みにねじ曲がった発言。

…いやまあ別に嫌いでいろよってことなんだけどそういうこっちゃない。僕は基本的にTwitterでは悪口も暴言も吐かないように気を付けている。理由は単純だ。嫌いだ嫌いだと言っていても嫌いなものがなくなるわけじゃない。ならむしろポジティブなことを話した方精神衛生上良いだろがいって話だ。

これについて顕著なのは親と話しているときの自分。これが嫌いだあれが気に食わない…ネガティブな事しか話さない。これにハッと気付いてからさらにネットでは柔和になったかなとか思っている。

無論嫌いな人もいる。でもその2倍くらい好きな人と関われれば良い。ネットは嫌いな人と戦うものではないだろう。遠く離れていても気が合う人、周りには理解されなかった趣味も理解してくれる人がいる。そんな場所だろう。それにネットは字面だけかもしれないが、モニターの向こうには驚いた事に人がいるんだ。己を14歳の女子と偽っているおっさんがいたとしてもそれもまたモニターの向こうにいる人なんだ。現実では気が荒い事も多い私だが、ネットくらいは優しくしていたいなと思う。

 


だって僕の好きな人たちばかりなんだもの。

Shadows Die Twice...

ただ今七周目である。さらなる苦難に足を踏み入れ鐘鬼もまた隻腕の忍び、"隻狼"の身に降りかかる。しかしそれでも私と狼は主人である九郎さまの奪還。そしてそこに流れる竜胤の血ーー人を不死へと変貌させるーーを断つために、"隻腕の忍"は血なまぐさい戦国時代の国、"葦名"を駆け巡る…

これが、「SEKIRO:Shadows Die Twice」のあらすじである。(ちなみにShadows die twiceは仮の名前だったが、発表当時の強い反響から、サブタイトルに入れたと語られている。このワードは後述するあるシステムのことを表しているようにわたしは思う)

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今作は所謂「ダークソウル」や「ブラッドボーン」で有名なジャンルである、死にゲー。ソウルライクとも呼ばれる。そして開発はソウルボーンシリーズの生みの親、フロムソフトウェア。何度倒れても怒りと好奇心で立ち向かえる、それがフロムソフトウェアが打ち出したゲームだった。私自身、初めてフロムのゲームに触れたのは最近のことで、たまたま目に付いたブラッドボーンを買ったところからだ。(ゆえにフロムのゲームはメタルウルフカオスとブラッドボーンしかやっていない。あしからず)

不穏でどこか狂った世界観。驚きに満ちたマップ構成とボス。そして事後ガードとも言われるリゲインシステムなど、ブラッドボーンで私が受けた衝撃は枚挙に暇がない。(メタルウルフカオスについてはネタが多すぎてレッツパーリィ!!するので割愛する)

そしてそのまま最新作であるこの隻狼を買ったのだった。

……ブラッドボーンと全然ちゃうやーん。

f:id:Navi_suke:20191020205237j:imageそんなデカデカと出さなくても…(泣)

まず特筆すべきはその戦闘システム。ソウルシリーズと思って挑めばたちまちクソゲー認定されてしまうことだろう。アマゾンレビューではソウルシリーズの方が良かった!これはクソ!などというのがよく見られた。私的にはブラッドボーンと比べて、この隻狼は辛く、楽しく、新しかった。ブラッドボーンは身軽なステップで敵の攻撃を避けて懐へ潜り込み攻撃を加えるわけだが、隻狼は違う。敵の攻撃をジャストガードで"弾く"ことが最適解とされている。そのため、敵にはHPゲージの他に体幹ゲージなるものが設定されており、攻撃を当てること、敵の攻撃を弾くことで体幹が溜まっていく。そして最大まで溜まると相手は体勢を崩す、そして我が狼はその隙を逃さずに致命の一撃"忍殺"を喰らわせる。どれだけ敵にHPが残っていようと関係ない。一発である。また、通常攻撃と溜め攻撃の他に、左手の義手に仕込まれた忍具(斧、槍、なんなら火炎放射だって出来る)や様々な特殊攻撃を放てる流派技などがある。上手いプレイヤーは忍具、流派技をうまく利用して、美しさすら感じる戦闘を演じている。一番効率が良い訳ではない。だが効率ばかりを追い求めるのがゲームではあるまい。

f:id:Navi_suke:20191020182658j:image弾く!

f:id:Navi_suke:20191020182724j:image爆竹!!

f:id:Navi_suke:20191020182457j:image見切って踏む!

そして前述したとおり、我らが主人公、“隻狼"は忍びである。それはつまりいちいち侍のようにやあやあ出ていき戦う必要がないということである。落ち着いて敵の出方を観察し、必要とあらば自分からアクションを起こして敵の頭数を減らす(こう言ってはいるが、ステルスはかなり大味である)そして少なくなった敵に一気に畳み掛け制圧する。これは死にゲー。一対多人数などまず負ける。忍びらしく泥臭く闇討ちをしていこう。卑怯とは言うまいな。

 

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ボスにも闇討ちを仕掛けられる。

 

何度も繰り返すが、死にゲーである。無論私のように何周もしていれば敵の行動はわかるが初見ではそうもいかずあっさりと死んでしまうことだろう。(嘘だ、何周もしてても数の暴力に敗北する事が多々ある。あとはたまに起こる糞カメラワーク。許さんぞ)しかーし!そんなあなたに朗報です。このゲーム、文字通り"Shadows Die Twice"します。なんならTwiceじゃなくてThree timesかもね。

 


狼よ…我が血と共に生きてくれ…

 


回生システムである。隻狼さん、主である九郎さま(男の子である。可愛いけど男の子だ)の血が体に流れており、一度死んでも復活する事ができる。その場で。無論体力は半分からであり、一度死んで回生すると、次の死は本当の死となってしまう。(場合によっては最大二回回生可能だが)死んでしまうと経験値と所持金が半分となってしまう。だが死ぬことは失うばかりではない。それは貴重な経験としてプレーヤーそのものの経験値となる。過去の死は、弔うばかりではなく、この先の未来のために。

 

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必殺 死んだふり

 

無論ボスだっている。正直このゲームで最も楽しいモノの一つだ。どいつもこいつも強いのばかりだ!なんせ時は戦国、国取り戦の葦名衆、内府軍、あやかしが隻狼の行手を阻む。中ボスも大ボスも一回の忍殺では死なない。中ボスは闇討ちによって体力を減らせるものの、大ボスは真っ向からの戦いだ。場合によっては50回は余裕で死ぬだろう。だが死ぬたびに敵の攻撃を覚え、弾き、見切り、踏む。おそらくここを一つでも乗り越える事が出来たなら、隻狼は素晴らしいゲーム体験をあなたに与えてくれるだろう。ちなみに、ラスボスはその全てを総動員しなければならない。弾き、避け、踏み、見切り、雷を返す。最高のラスボスだと私は思う。

 

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これはライバル。津田健次郎さんが演じる。

 

長々と駄文を書いてきたがこれにて総括。

「ダークソウルとそれに似たゲームしか作れない」

「さっさとアーマード・コアの新作出せ」

などと言われているフロムだが、この隻狼はソウルライクだろと揶揄されながらも、それをさらに魅力的な物へと進化させた。宮崎英高ディレクターを筆頭とするスタッフに惜しみない賛辞を送りたい。ここでは詳しく語らなかったが、キャラクターやアイテムのデザイン、ステージの美しさも随一で、北村友香氏の音楽もゲームにマッチした素晴らしい物だった。

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荒削りな所はあるものの、私にとって至高の作品、隻狼。

折れない心があるならば、ぜひ左腕を切り落とされてみてはいかがだろうか。

(頭の中が)どこもかしこも駄文ばかりだ…

自分の中身の整理も兼ねて。

最近死にゲーというものにハマっている。安いし買ってみっか!の精神で買ったBloodborne。貧乏性(いや実際貧乏)な私でも買えるお安い値段…

もっと金とってくれよ。なんだこのゲームは。

最初から意味が分からねぇ!輸血されて目覚めたら病院だよ!(正しくは診療所)と完全にホラー。しかも進んだらよくわかんない獣に丸腰で挑むことに。

「いやぁフロムソフトウェアのゲームは難しいとは聞いてたけどここまでかぁ」

なーんて思っていたらなんか飛ばされる。狩人の夢である。そしたら基本操作説明が下に(本当に下なんだよ)書いており、最後に武器が貰える。パッケージの狩人さんよろしくノコギリ鉈に、銃はやっぱピストルだよね!って事で短銃を装備。そうしていざ再び獣狩りへ。さっきは歯が立たなかった獣を易々と引き裂くノコギリ鉈。キャラが返り血に塗れ、デカい効果音と共に獣を倒した時にクソガキの心が叫んだ。

「すっげえ気持ちいいなオイ!!!」

これ最高だよマジで。確かに敵は一発では倒れない。強化知らなかった序盤は大変だった。だが敵を斬りつける時の痛くて爽快感のあるSE、狩り続けて血塗れになる自キャラを見て、何度死んでもまた狩って、最初のボスである聖職者の獣を倒した。確か5回くらいだった。この時自分はもう血に酔っていたのかもしれない。

しかもボスに挑む前に骸骨割ったら拠点に捨てられてた人形立ったんだもん。お美しいし早見沙織さんだし。最高。

……かもしれないではなく血に酔っているぞこの狩人…

そうしてガスコインでパリィとバクスタを学び、エミーリアに罵声を浴びせ、禁域の蛇にビビり、ロマと狭すぎる棺箱に集合体恐怖症で悲鳴をあげたりゴースあるいはゴスムだったり。

途中悪夢に行ってたのもあるがクリアは70時間くらいだった。エンディング?攻略見たから幼年期の始まりだよ!ワルイカ!!

まーとにかく血に酔ってしまうほど楽しいゲームでしたよ。そしてその1ヶ月後、わたしは左腕を切り落とされ、主を取り戻す為に隻狼となるのだがそれはまた別のお話。

それではまた。

はてさて

人間というのはノリで出来ている。ビビッとくれば本だって買う、ゲームも買う、人に惚れたりもするだろう。そうしてノリでこんなもんを始めてしまう自分のなんと愚かしいことか。だがしかしそんなものではわざわざこんなものを作る意味がない。

せめてこのブログのような何かに意味を、目的を持たせなければならない。そうなってくるともうTwitter大先生でも捌き切れなくなったまとまらない考えを書くしかないのだろうか。はてさて、この稚拙な文章でこれが終わらないよう祈る。